阪急(現オリックス)、日本ハムで監督を務めた上田利治さんが
川崎市内の病院で死去していたことが分かりました。死因は肺炎でした。
享年80歳でした。上田さんといえば、歴代7位の監督通算勝利数の記録を持っており、
その教え子たちからは今回の訃報を悲しむ声が多数聞かれています。
そんな上田さんのこれまでの人生を振り返ると、『家庭の事情』発言で話題になっていたことが分かりました。
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上田利治が死去 死因は肺炎だった! その略歴を紹介!
そんな肺炎のため亡くなった名将・上田さんの
まず上田さんの略歴を紹介したいと思います。
上田利治元監督がご逝去されました。球団一同、心よりご冥福をお祈り申し上げます。https://t.co/OHtO577hp0 pic.twitter.com/RYPhIYjejd
— 北海道日本ハムファイターズ公式 (@FightersPR) 2017年7月2日
上田 利治(うえだ としはる)氏
徳島県海部郡宍喰町(現・海陽町)出身の元プロ野球選手でポジションは捕手でした。
現役時代は広島カープでプレーし、選手としては肩を壊してしまったこともあり
1959年〜1961年とわずか3年間でした。
その後は広島、阪急ブレーブス→オリックス・ブレーブス、
日本ハムファイターズのコーチ、監督を歴任しました。
上田さんは円熟期の阪急、若返りを迫られた阪急2期目
最下位からチーム作りを迫られた日本ハム時代と
3つの大きく異なるチーム状況下で、いずれも結果を出したことから
「オールマイティー型監督」と評価されていました。
また現役時代に高い実績を残した選手が監督に
就任するケースが多い日本プロ野球界において
選手としては無名という異例の経歴で
選手と指揮官の才能は別物であることを証明した監督となりました。
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上田利治 「家庭の事情」発言で以前話題に!
【上田利治氏死去】「いつも、ええで、ええでと言ってくれた」「厳しく指導受けた」突然の訃報に弟子たちが言葉失う https://t.co/vunclQloy9 pic.twitter.com/Pf3T0QcVtj
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年7月2日
そんな上田さんは、以前あるインタビューで嫁と娘さんのことを聞かれ
「家庭の事情で」と答えたことが話題になったことがあるみたいです。
これはネットでの情報によると、上田さんの嫁と娘さんが
新興宗教にハマりそうになったことがあるらしく、名言を避けたようです。
そしてこの新興宗教は「統一教会」だと言われています。
上田さんは、嫁と娘さんのことを心配して、二人が宗教に入ることを
大反対していたそうです。
その後、どうなったかは分かっていませんが、上田さんは
とても熱い人間として有名だったので、きっと家族に対してもその熱意で
止めたんではないのかなと思います。
上田利治 死去! 福本豊 山田久志など野球界から訃報を悲しむ声多数!
そんん上田さんの訃報に対して、野球界からは悲しみの声が多数上がっています。
その一部を紹介したいと思います。
まずは教え子の福本豊さんは上田さんのことを
投手の癖を見抜くなど情報を収集し、緻密な阪急の野球をつくりあげた
と語り、訃報を悲しみました。
同じく上田さんの教え子で上田さんが阪急監督時代に
エースとして活躍した山田久志さんは
普段は温厚でも野球になると激しく、熱くなる方だった。
阪急ブレーブスは球界の勇者に導かれた
と別れを悲しみました。
そして、日本ハム時代の教え子で現在日本ハムで打撃コーチを務める金子誠さんは
今の選手は耐えられないくらい練習をやった。
プロで20年やれた心と体、土台を作ってくれた
と感謝していました。
葬儀・告別式は6日午前10時から横浜市青葉区美しが丘2の21の4、
公益社会館たまプラーザで行われる予定で
喪主は妻の勝子(かつこ)さんが務める予定とのことです。
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