4/11に強風により、看板が倒れ、その下敷きになって、怪我を負ったことが報道されていた
アイドルグループ・仮面女子の猪狩ともかさん
猪狩さんは、5月7日、約1ヶ月ぶりに自身のブログを更新し
今回の怪我で脊髄損傷による両下肢まひで
今後は車イスで生活していくことを公表しました。
正直、今回の事故でここまでとは思っていませんでしたが
そのブログで気丈に振る舞う猪狩さんにとても感動したので
そのブログの内容や現在の姿を画像付きで記事にしてみました。
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猪狩ともかのプロフィール紹介! 4/11に不運な事故に!
まずは、猪狩ともかさんのプロフィールを紹介します!
おはようございます♡♡
今週も頑張ろう〜〜╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ ! pic.twitter.com/PGhosfyVVp— 猪狩ともか(仮面女子) (@igari_tomoka) 2018年4月8日
名前:猪狩 ともか
生年月日:1991年12月9日
年齢:26歳
出身地:埼玉県
身長:153cm
猪狩さんは、2014年5月から芸能活動を開始
当初は仮面女子候補生にあたる「スライムガールズ」のメンバーとして活動
その後、候補生の上位ユニットにあたる「OZ」に加入
そして、2017年2月19日に「OZ」を卒業
晴れて仮面女子に加入します。
猪狩さんは、ステージデビューから1004日での昇格
仮面女子の中でも下積み歴が長いそうです。
そして、この仮面女子のコンセプトは
(引用元:https://twitter.com/)
“最強の地下アイドル”
その中で3つのグループに分かれており
ジェイソンマスクの「アリス十番」
ガスマスクの「スチームガールズ」
鉄仮面の「アーマーガールズ」
の3つの仮面ユニットで構成
猪狩さんは、スチームガールズに所属しています。
そして、事件が起きたのは、2018年4月11日
【悲報】仮面女子猪狩ともか、看板下敷き事故で脊髄損傷、車椅子生活に https://t.co/nS02rUx1Vz pic.twitter.com/cqWG1jsLZ0
— アイドル[2GET] (@get2ch_idol) 2018年5月7日
東京・文京区の湯島聖堂近くの歩道を歩いていた際に強風で倒れてきた
木製の案内板の下敷きになり、病院に搬送
瞼裂傷、頭部挫創、脚・肋骨・胸椎・腰椎の骨折、脊髄損傷などの重傷をおい
緊急手術を受けることに
そして先日、事故後
初めて自身のブログを更新し、現在の状態について明かしました。
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猪狩ともか ブログで車イス生活を公表【画像あり】!
事故が発生してから、約1ヶ月
5月7日、猪狩さんは、事故後、初めてブログを更新
そのタイトルは
『大切な皆さまへ』
そこで、猪狩さんは、現在の姿を画像付きで公開しています
それが、こちらっ!
事故の件で沢山のご心配をお掛けしました。そして温かい声援ありがとうございます。
【脊髄損傷】と診断され、両脚を動かすことができなくなり、今後は車椅子での生活です。
受け入れるのに時間がかかりましたが私は元気に生きています。
詳細読んでくださると嬉しいです。https://t.co/bX36XOZwCW pic.twitter.com/RHg2MbqrPw— 猪狩ともか(仮面女子) (@igari_tomoka) 2018年5月7日
猪狩さんは、脊髄損傷により、両下肢まひを発症し
今後は、車イス生活が続くことをブログで明かしました。
私は歩くことはもちろん、自分の力で脚を動かすことすらできなくなってしまいました。
治る可能性は極めて低く、
今後、車椅子での生活を余儀なくされました。体調・怪我は徐々に良くなり、今は自立した車椅子生活を送れるよう毎日リハビリに励んでいます。
退院は今から約3ヶ月後の予定です。
(引用元:猪狩ともか ブログより)
猪狩さんは、初め
何ヶ月かすれば、治る
足がまた動くなるようになる
と思っていたそうです。
しかし、徐々に現実を理解するようになり
家族に聞いたそうです。
私「脚は治らない可能性の方が高いの?」
母「……うん。」
私「私に隠してた?」
兄「今はまず生きていく為に体調を戻さないとだから。」
私「そっか。」
母「でも先生はリハビリを頑張れば奇跡的に脚が動くこともあるって言ってたよ。それを信じて頑張ろう。」
(引用元:猪狩ともか ブログより)
現実を知り、またステージへの復帰を目指していた猪狩さんは
『絶望』したそうです。
26歳で、いきなり歩けなくなったら
そりゃ、絶望しますよね。
ただ、猪狩さんは、不思議と
仮面女子を辞めるという気持ちにはならなかったそうです。
今後“車椅子の猪狩ともか”としての活動することを自然と想像
そして、そう思わせてくれたのは、家族の支え、周囲の支えだったそうです。
「車椅子に乗っていたって人を幸せにしたり喜ばせたり、誰かの希望になることは出来るよ。」
「ともちゃんは人を楽しませる、幸せにすることのできる子だから、どんな形であってもそれを続けてくれたら嬉しい。」
(引用元:猪狩ともか ブログより)
という家族の言葉
「車椅子に乗って色んな場所行こうね!いっぱい遊ぼう!おばあちゃんになっても!!」
(引用元:猪狩ともか ブログより)
という友人の言葉
「スタッフ全員、猪狩ともかと共にずっと活動していくって気持ちでいるよ。
猪狩のやりたいことを叶えたいから何でも言ってね。」
(引用元:猪狩ともか ブログより)
という事務所の言葉
「どれだけ時間がかかっても待ってるから。
いつでも戻ってこれるようにライブ盛り上げてステージ守るからね!」
(引用元:猪狩ともか ブログより)
というメンバーの言葉
そして、ファンからの応援なども猪狩さんを勇気付けたそうです。
猪狩さんは、節目の時によく、この言葉を使うそうです
『希望の光になりたい。』
その気持ちは、障がいを負った現在も変わらず
猪狩さんは、ブログで
その想いを綴ります。
脚が動かなくなっても、車椅子に乗りながらやりたいことはたくさんあります。
仮面女子の曲を作詞したいです。
ラジオや講演、司会など、お話する仕事をしたいです。
生きている限り埼玉西武ライオンズの応援をし続けていきたい、野球のお仕事をしたいです。
今回の事故を自分自身のために残すため、手記を本にしたいです。
挙げればキリがありません。
今までとは方向性は変わるけど、何かを発信していきたいという気持ちは何ひとつ変わりません。そして最終的にはやっぱり、
これは“神様の存在”とか“奇跡”という言葉になってしまいますが
脚が元通り動くようになって【アイドルとしてステージで踊りたい】です。幸せなことに、待ってくれている人たちがたくさんいます。
このことが私の最大の励みになっています。時間はかかるかもしれません。
元通りは無理かもしれません。でも必ず笑顔で「久しぶり!」って元気な姿で皆さんに会いたいです。
(引用元:猪狩ともか ブログより)
猪狩さんの元気な姿を、早くみたいですね!
さらに猪狩さんは、続けて
もし、なんてことはないのは分かっているけれど
色んな偶然が重なって私の両脚は動かなくなってしまいました。でも、命が助かりました。
目撃者のお話によると現場は酷い状況で、命が助かっただけでも有難い状況だったそうです。私は生きています。
このことだけは何にも代えることのできない神様からのプレゼントだと思っています。
その分試練も与えられたけど、きっと越えられない試練は与えないはず。よく、ドラマや映画で「明日何があるか分からない、今を大切にしよう。」という言葉を聞きます。
今までその言葉を大切にしてきたつもりではあったけど、改めて本当にその通りだと思います。だからこれからどんなことがあっても、
向日葵のように上を向いて楽しくて幸せな人生を歩んでいく。
そして毎日を丁寧に大切に生きていきたい。私は前を向いています。
もう心配しないでね。これからも猪狩ともかを見守ってください。
そして一緒に歩んでいければ嬉しいです。この先もずっと、よろしくお願いします。
(引用元:猪狩ともか ブログより)
猪狩さんのブログを読んでいると
自然と涙が出てきますね。
今回の出来事や、猪狩さんのブログを読んで
猪狩さんについて、かわいそうと思われる方もいらっしゃるかもしれません
ただ、私はそうは思いません。
車イスだから、かわいそう
歩けないから、かわいそう
それは違うと思います。
たしかに、猪狩さんにとって、今回の出来事は計り知れないほど
ショックの大きい出来事だったと思います。
ただ、だから、かわいそう、不幸という訳ではない
猪狩さんの前を向いて生きている姿
とてもカッコイイと個人的には思いますし
決して、かわいそうだなとは、私は思いません。
猪狩ともかの現在・これからを応援したい! 芸能界からも応援コメント多数!
そして、そんな猪狩さんに対して、芸能界からは応援コメントが多数挙がっています。
武井さん、優男ですね〜!!
そして、自身も障がいを持つ、乙武洋匡さんは
自身のツイッターで
盲目のお笑い芸人がR1グランプリで優勝する時代。『車椅子アイドル』がいたっていいですよね。面識はありませんが、応援させていただきます!/「仮面女子」猪狩ともか 脊髄損傷で車いす生活に 「絶望」も前向く https://t.co/21zP1olitv
— 乙武 洋匡 (@h_ototake) 2018年5月7日
R1で優勝した
盲目の濱田祐太郎さんを引き合いに出し
車椅子アイドルを応援するとコメント
また、猪狩さんがファンの西武ライオンズで投手として活躍する
高木勇人投手からも応援するコメントが高木選手のブログでコメントしていました。
猪狩ともか 車イス公表には葛藤も! 心中明かす!
(引用元:猪狩ともか ブログより)
猪狩さんは、現在
車椅子生活が1人でできるようになるように
リハビリをしているそうです。
そんな猪狩さんはテレビに電話出演し、車イス生活公表するまでに
葛藤があったことを明かしました。
その番組内で猪狩さんは
「自分自身受け入れるのに時間がかかったので
みなさんに発表するっていうことが私にとってすごく大きなことで。
周りからのダメージの方が大きく影響されやすい性格なので
周りに言わなきゃっていう状況になったときに、悩みましたね」
と車イス生活を明かす前の心境を告白
「メディアに出るということは、心ない言葉を受けてしまうということもあるというのは覚悟して。
そういうのに傷つきやすい性格なので、心配だった部分もあるんですけど
私が発信することで、バリアフリーの大切さとかを社会に知ってもらえたらいいなと。
自分のためにやったことが人のためになったらうれしい」
とも番組内で明かしていました。
自分自身で病気のことを受け入れるのに時間がかかったと話す
猪狩さんですが
一般的に病気などで、障がいを負った際に
その障がい受容の過程として
①ショック期
心理的には平穏な状態で、現実に起きていることを自分ごとに感じられなくなっている期間
②否認期
自身の怪我・病気が治らないらしいことを自覚する時期。
心理的な防衛反応として障がいを否認したり、回復への希望を過剰に抱いたりする時期
③混乱期
自身の置かれている状況や自身の状態を現実的に理解する時期。
「自分の価値は全て失われてしまった」と激しい喪失感を抱く時期。
④解決への努力期
葛藤しながらも、少しずつ自身の状況を理解していく時期。
障がいに対して、前向きな努力ができるようになる時期
⑤受容期
自身の価値観が変わることで、自身の価値は生涯によって損なわれない、とわかる時期。
現状を受け入れ、障がいもまた自身の個性だと捉えられるようになる時期
この①〜⑤の順番で、自身の障がいを受け入れる過程が進んでいきます。
猪狩さんは、現時点で④か⑤の時期にいると思います。
最後の受容期にまで、かかる期間は、人それぞれですが
普段、患者さんと接していると
1ヶ月でこの段階に来れる方は、少ないと思います。
それだけ、周囲の支えもあり、自分自身と向き合った結果なのではないかなと思います。
障がいを負っても、前向きに生きる猪狩さんの姿は
私たちも考えさせられる部分が多いですね!
これからの猪狩さんの活躍を期待していきたいと思います!
最後まで、お読み頂きありがとうございました。
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